【セキスイハイム】タイル外壁の特徴〈メリット・デメリット〉

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セキスイハイムといえば、磁器タイル外壁を思い浮かべる方が多いと思います。

住んでからの費用を抑えるライフサイクルコスト(LifeCycleCost=LCC)を重視しているセキスイハイムならではの高性能なタイル外壁が様々あります。

ねね

セキスイハイムのカタログでも新築の約7割の方がタイル外壁を選んでいるとも記載されているようです!

今回はセキスイハイムが推しているタイル外壁についてご紹介しようと思います。

この記事の内容
  • セキスイハイムのタイル外壁の特徴
  • タイル外壁のメリット・デメリットついて
目次

タイル外壁とは?

石や土、粘土を約1,300度の高温で焼き固めたものです。初期費用が高いとされますが高級感のある外観にでき、何よりも耐久性に優れています。

耐久性能

磁器タイル外壁の耐久性についてです。

  • 塗り替え不要
  • 高い親水性で保たれる美しさ

塗り替え不要

 セキスイハイム曰くですが、セキスイハイムのタイル外壁の塗り替えはずっと不要なんだそうです。Webカタログにて26年経過したお宅の写真がありました。

26年経っても魅力的な磁器タイルの表現

1984年(新築当時)

2020年

出典:ホームページより
出典:ホームページより

磁器タイルは紫外線や酸性雨に強く、汚れもつきにくい優れた素材です。塗装していないため塗り替えの必要もなく、手間をかけずに美しい外観を長く保つことができます。

また、長期間汚れが付きにくく外観の美しさも維持できるため、塗装外壁やサイディング外壁のように防水処理や再塗装などのメンテナンスが大幅に軽減されます。

塗り替えの必要がなく、経済的

高い親水性で保たれる美しさ

親水性のあるタイル表面に凹凸がつき、サビや風雨に強い外装材が採用されています。

○一般的な外壁:雨水が汚れを覆うようにつく

ハイム Webカタログより出典

○磁器タイル:表面から薄い水膜を作るため、汚れが雨水と共に流れ落ちる

ハイム Webカタログより出典

磁器タイル外壁表面には多くのシリカがあり、水酸基と結合しています。水酸基は電気的に水分子を吸着し、外壁にはいつも薄い水膜が形成されて高い親水性を発揮します。

雨水で外壁に付着したホコリなどの汚れが落とされるため、長期間にわたって美しさを保つことができる

雨が降るたびに美しさを取り戻す

補足

磁器タイルの目地は耐久性の高い下地に有機質接着剤で留められています。有機物接着剤は接着力に優れているため、セメント系材料のように目地を埋める必要がなく、これにより地震などで目地が剥がれる心配がなく、耐候性の面でも優れているということになる

種類

ねね

様々な模様のタイル外壁のデザインを見てみましょう

レジデンスタイルーN

深い陰影を刻むレジデンスタイルーNは石積みのような格調高い美しさを漂わせ、より高級感を演出

①プレシャスホワイト

④ローズベージュ

レジデンスタイルーG

石の陰影を巧みに再現したスクエア柄のレジデンスタイルーGは上質な雰囲気の中にもモダンな印象を住まいに与える

②ボルカブラック

①トゥルーホワイト×⑤シックグレー

ねね

タイル外壁を採用するならこの柄が良かったです✨

ラスティックタイル(ブレイクジョイント)

少しずつ色の違うタイルが立体感を生みだし、時が経っても飽きのこないベーシックなデザイン

⑤ブラウン

 単調にならないタイルの美しさが特徴となっています。

ラスティックタイル(ストレートジョイント)

整然としたラインの目地が画としての美しさを際立たせ、シャープでモダンな印象を演出

①ホワイト

Sラスティスタイル

目地で描くグリッドが印象的で、シャープでモダンな美しさのSラティスタイル

①ペールホワイト

グリッドがシャープな印象を与えるペールホワイト。

スクラッチタイル

シンプルでありながらエレガントな印象を与え、真昼の日差しを受けて輝き、住まい全体に高級感を漂わせる

①ホワイトS

Sラティスタイル×ラスティックタイル

①ホワイトS×②アッシュグレー

メリット・デメリット

ここまでタイル外壁の良さについて書いてきましたが、デメリットももちろんあります。

メリット

  • 汚れが付きにくく外観がキレイに保たれる
  • 耐久性が高くメンテナンスコストが掛かりにくい
  • 高級感がある
  • 金額幅はあるが色などの種類が豊富

デメリット

  • 汚れが付きにくく外観がキレイに保たれる
  • 耐久性が高くメンテナンスコストが掛かりにくい
  • 高級感がある
  • 金額幅はあるが色などの種類が豊富

まとめ

セキスイハイムのタイル外壁はサビや風雨に強い外装材が採用されています。さらに、塗装をしていないので塗り替えの必要もありません。そのため、水処理や再塗装などのメンテナンスが大幅に軽減されます。

また、地震などで目地が剥がれる心配もなく、耐候性の面でも優れています。

初期費用が高くはなってしまいますが、高級感のある外観にでき、かつ何よりも耐久性に優れています。今はメンテナンス面なので他の外壁との差は実感出来ないかもしれませんが、何十年後と長い目で見た時タイル外壁の良さを実感出来る日が訪れると思います。

わが家も予算が残っていればタイル外壁を採用していましたが、残念ながらそんな予算はありませんでした・・・。2019年に発売された「ジオマイト外壁」を採用しています。わが家の外壁についてはこちらの記事をどうぞ→レリーフ外壁について

この記事で主に伝えたかったこと

  • セキスイハイムのタイル外壁の塗り替えは不要(ハイム曰く)
  • タイル外壁はサビや風雨に強い外装材が採用されている
  • 磁器タイルの目地は、接着力が優れている有機質接着剤で留められている。このことによって目地を埋める必要がなくなり、剥がれる心配が無くなる
  • タイル外壁の種類は主に6種類ある
  • 初期費用がかかるものの、長期的なメンテナンスを考えるとタイル外壁がおすすめ
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この記事を書いた人

ブログ歴1年目/4桁ブロガー/2020年に【セキスイハイム】新居完成

住宅関連を主に、子育てや購入品レビュー記事を書いています。

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