セキスイハイムの外壁と言えば、多くの方がタイル外壁を思い浮かべるのではないでしょうか?現に店舗やカタログなどでもタイル外壁をメインに紹介されることが多いとおもいます。
今回はそのタイル外壁ではなく、もう一つの外壁「レリーフウォール外壁」についてのお話です。
まず、 セキスイハイムの外壁は主に「タイル外壁」と「レリーフウォール外壁」の2種類あります。その一つである、レリーフウォール外壁についての解説を私が説明できる範囲ですが、やっていこうと思います。
タイル外壁については下記の記事をお読みください。
- セキスイハイムの外壁について
- セキスイハイム外壁「レリーフウォール外壁」ついて
レリーフウォール外壁とは?
冒頭でもお話しましたが、ハイムには「タイル外壁」と「レリーフウォール外壁」の2種類あり、レリーフウォール外壁はセキスイハイムの標準外壁となっています。
そして、そのレリーフウォール外壁も「レリーフ外壁」と「ジオマイト外壁」の2種類存在しています。では、その2種類について書いていこうと思います!
1〉レリーフ外壁
レリーフ外壁は再塗装のスパンを2倍に延ばしたUVAコーティング塗装です。
紫外線は外壁の塗膜を劣化させ、基材の防水性を低下させます。そのため、一般の塗装外観では10年に1度程度を目安に外壁の塗り替えが必要になりますが、UVAコーティング塗装は一般塗装の2倍の約20年に1度程度の再塗装で外壁の防水性と美観を保ち続けられることができると言われています。
UVAコーティング塗装
エナメル層の上に、赤外線吸収材の入った厚いクリア上塗層を持つ塗装のこと
エナメル層まで赤外線が届けにくくなっている
一般塗装
顔料を混ぜて、色を付けた塗装をエナメル層と呼びます。
UVAコーティング塗装
クリア塗装とは、顔料を含まない塗装のことです。
柄イメージ
カタログにあるレリーフ外壁のデザインをみてみましょう。
アッシュレリーフ
大きの違う石を組み合わせて積み上げたようなデザインに。
①シェルクリア×⑤カームブラック
万人受けの良さそうな組み合わせですね!
Gレリーフ
編み込まれたような繊維な凸凹で柔らかい表現が生み出される。
④カフェブラウン
個人的にはあまり好まないデザインです💦
クレイッシュレリーフ
日本の伝統的な街並みにも合う、飽きのこないデザインに仕上がります。
①シェルクリア×⑤カームブラック
家の形状が違うからなのか和ティストな見た目に・・!
2〉ジオマイト外壁
この外壁は2019年4月に発表され、販売開始されました。
ジオマイト外壁はセキスイハイムの標準外壁のレリーフ外壁の(デザインの)グレードアップ版であり、標準外壁であるレリーフウォール外壁と同じSFCボードで作られています。
柄イメージ
レリーフ外壁の(見た目の)グレードアップ版と言われるジオマイト外壁のデザインをみてみましょう。
ガイアレリーフ
➊ダークブロンズマイカ
①シェルクリア×④アースグレー
④のアースグレーはわが家の採用した外壁です✨
シルフィーレリーフ
❷ダークブルーマイカ
⑤カフェブラウン
遠目からだと、タイル外壁に見えなくもないですね✨
レリーフ外壁とジオマイト外壁の違いとは?
ジオマイト外壁とレリーフウォール外壁の違いは、金額を除くとほぼ見た目だけです。
タイル外壁は高いし、見た目がちょっと・・・
だけどレリーフ外壁では物足りない・・!
という人達を狙った商品と言われています。
人によっては、タイル外壁よりも見た目が好みだと思う方も多くいるようです!
わが家もその一人で、
ハイムの外壁デザインの中ではダントツに好きです💕
ジオマイト外壁は重厚感を出すために表面の凸凹の分だけレリーフウォール外壁より厚く作られており、実際には8mm違うのだそうです。
ジオマイトのくり抜き写真は下記の記事に載せています。
先ほど述べましたが、ジオマイト外壁とレリーフ外壁は両者ともにSFCボードで出来ているので性能に関しては差がないんだそうです。
わが家の現場監督さん曰く、
機能に差はございません。厚みは違いますが、数年でその違いが出るかと聞かれると・・正直わかりません!
数十年で違いを感じるかもしれませんね、、、
と仰っていたので、目に見える差はないんだと思います。
ただ、個人的には8mmは多少なり違うものだと考えています!
初期コストをかけて将来のコストを減らす効果のあるタイル外壁と異なり、お金をかけて得られるのは見た目の違いと8mmの厚さということになります。
また、ジオマイト外壁には光の当たり方や天候により印象が変化するプレミアムカラーが存在し、スタンダードのジオマイト外壁より20万程高額になります。
タイル外壁にするなら更に100万程必要となります!💦
家の大きさ、形(外壁の量)によって金額は異なります。
ジオマイト外壁のメリット・デメリット
それぞれの違いを理解した所で、続いてはメリット・デメリットについて挙げられる点をそれぞれご紹介していきます。
メリット
ジオマイト外壁のメリットは以下の4点です。
- タイルに比べると安価
- レリーフウォール外壁より重厚感・高級感が向上する(個人の主観による)
- プレミアムカラーが存在し、色が選べる
- レリーフウォールに比べて8mm厚く作られているため、気持ち的に遮音性・遮熱性を感じる
8mmに関しては気持ちの問題です!
ハイム側はほぼ関係ないとのことでした💭
デメリット
そして、ジオマイト外壁のデメリットは以下の3点です。
- レリーフウォールとは素材が変わらないため、メンテナンスは通常と変わらず必要となる
- 重厚感・高級感は向上するが、金額が高額になる。そして、変わるのはほぼ見た目だけで正直「贅沢品」である
- 発売されたばかりのため、色展開が多くはない
メンテナンス面での不安は残りますね・・・!
まとめ
タイルより見た目が好みだという人達に向けて近年、開発されたセキスイハイムの新外壁の「ジオマイト外壁」はセキスイハイムの標準外壁のレリーフ外壁と同じSFCボードを使用しているため性能的には差がありません。
大きな差は「金額」「8mmの厚み」ということになります。
この記事で主に伝えたかったこと
- ハイムには「タイル外壁」と「レリーフウォール外壁」の2つある
- レリーフウォール外壁はセキスイハイムの標準外壁
- レリーフウォール外壁にも「レリーフ外壁」と「ジオマイト外壁」の2種類存在する
- レリーフ外壁は再塗装のスパンを2倍に延ばしたUVAコーティング塗装
- 「ジオマイト外壁」と「レリーフ外壁」は両者ともにSFCボードで出来ている
- 「レリーフ外壁」に比べて「ジオマイト外壁」は8mm厚く作られている
- 「ジオマイト外壁」と「レリーフ外壁」の大きな違いは金額と8mmの厚みのみ(←ハイムは関係ないと言っている)
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] わが家も予算が残っていればタイル外壁を採用していましたが、残念ながらそんな予算はありませんでした・・・。2019年に発売された「ジオマイト外壁」を採用しています。我が家の外壁についてはこちらの記事をどうぞ→レリーフ外壁について […]