家づくりなどで、最近採用される方も増えてきたエコカラット。
わが家がエコカラットを取り入れた理由は「見た目がかっこいい」という理由でした。
でもエコカラットについて調べてみると、見栄えだけではなく様々な効果があることが分かりました。
今回の記事では、LIXILの「エコカラット」・「エコカラット+」の効果やメリット・デメリットについてと、わが家のエコカラット見積もり金額も合わせて公開していこうと思います。
- エコカラットの特徴・メリット・デメリットについて
- エコカラットとエコカラット+の違い
- わが家のエコカラット見積もり公開
エコカラットについて
そもそもエコカラットとはどのようなものなのか、コンセプや特徴について改めて書いていきます。詳細を知りたい方は公式ホームページへどうぞ【LIXIL|エコカラット】
コンセプト
壁が変わると、暮らしか変わる。
住まいにこだわる人が増えており、家族と過ごす空間を何より大切にする、そんな人にこそ、もっと内壁について考えて欲しい。【LIXIL公式より引用】
壁材
エコカラットのルーツは、日本の気候と相性のよい伝統工法。
「土壁」をヒントにLIXILが長年の研究で培ってきた焼きものの技術を融合し、開発した壁建材です。
空気をキレイにする室内用壁材タイル
室内の空気を整えてくれるインテリア商材のことです。
目には見えない1ナノメートル(1mmの百万分の1)の空気を吸放出する孔(あな)があり、それによって室内の湿気を吸収・放出することで湿度を調整しています。
\エコカラット拡大図/
エコカラット+の仕組み
湿気は通すが、水や汚れはほぼ通さない。その秘密は表面の超微細構造層にあります。
①粒子の細かい湿気やにおいの原因物質は通し、②粒子の大きい水や汚れは通しにくい構造になっているのです。
「エコカラット」と「エコカラット+」の違い
エコカラットプラスは、名前の通りエコカラットの特徴をすべて兼ね備えた上で、調湿建材では難しいとされてきた水拭きや洗剤でのお掃除が可能になった商品のことです。
水拭きできるのはすごくありがたいですよね✨
これにより、玄関やリビングなどエコカラットで対応できる場所に加え、トイレやキッチンの水しぶきの飛び散りが気になる場所にも施工が可能になりました。 ※あくまで、水しぶき程度なので水が溜まる場所では使用不可です。
タログに載っている情報では調湿性能が「エコカラットプラス」は 通常の「エコカラット」に比べて吸放湿度が+30%となっています。
メリット・デメリット
続いてはエコカラットのメリット・デメリットです。
メリット
- 見た目がオシャレ
- 壁紙では実現できない立体感を楽しめる
- 優れた調湿機能
- 適切な湿度を維持することで、健康を維持することができる
- 脱臭効果
- 生活臭の原因物質を吸着し、短時間で臭いを低減させる効果がある
- 有害物質の低減
- 厚生労働省のガイドラインとして示されている濃度を超える環境の中で使用すると、1日で基準値を下回る高性能!
この事で分かる、環境に優しいエコカラット。
将来的な目標となっている「ゼロ・エネルギー・ハウス」の実現に向けても 注目されている建材といえます。
デメリット
- 簡単に剥がすことができない
- 一度貼ってしまうとそう簡単に剥がす事は出来ません。
業者に依頼せず、無理に剥がそうとすると下地を痛める可能性もあります。
なにより、クロスのように気軽にリフォームするというわけにもいかないのです。高額なだけに、理想のお部屋のイメージに合わせた商品選びが大切となってきます。
- 衝撃に弱い
子どもがぶつかった衝撃で割れた!
というような事例も少なくはありません。
施工業者に頼むことで部分的な補修は可能ですが、修復費用はもちろん掛かってしまいます。
- 費用が高い
- お取り寄せする業者によって金額は違ってきますがかなり高額となる
カタログに載っている値段はこちらです↓
寸法 | 600×303 |
枚数 | 7枚 |
金額 | 12,900円 |
わが家のエコカラット費用額
内容 | 数量 | 単価(税抜) | 合計金額(税抜) |
エコカラット本体 | 9個 | 16,100 | 144,900 |
補修剤 「カラットコーク」 | 1本 | 900 | 900 |
溶接剤 20キロ | 1缶 | 11,000 | 11,000 |
溶接剤 1キロ | 2缶 | 1,300 | 2,600 |
左官費 | 1式 | 85,000 | 85,000 |
小計:244,400 | 合計:268,840 |
お値段は高いですが、独特のわんちゃん臭が消えたと実感する事ができました!
そして、常に見るデレビの後ろに貼ってあることによって気分が上向きになるので、採用して良かったと思っています
まとめ
エコカラット・エコカラット+には様々な高い性能が備わっており、見栄えの良さからデメリットを考えず購入されている方が後に後悔した口コミもよく耳にします。
欲しくなっても、ひと段落おいてから購入すればよかったな・・・
SNS上には沢山の意見が載っているのできちんと下調べした上で購入することをオススメします。
この記事で主に伝えたかった事
- エコカラットのルーツは伝統工法
- 室内の湿気を吸収・放出することで湿度を調整している
- 湿気は通すが、水や汚れはほぼ通さない
- わが家のエコカラットの費用は26万円程となった
コメント
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