空気を循環させるサーキュレーター。電気代の節約のために冷暖房と併用して使っているご家庭も多いと思いますが、使い方を間違ってしまうと電気代を無駄にすることになります。
今回は、エアコンの効果を高める正しい使い方とわが家で使用している「アイリスオーヤマ kcf-sdc151t」のレビューについて書いていこうと思います。
少しでも電気代を節約したいですよね!✨
この記事が、夏本番を少しでも快適に過ごすための手助けとなれば幸いです。是非、参考にしてみてください。
- サーキュレーターの正しい使い方
- アイリスオーヤマのサーキュレーターについて
- エアコンとサーキュレーターの併用使いについて
サーキュレーターと扇風機の違いとは?
サーキュレーターと扇風機はどちらも風を起こす製品ですが、2つの違いを知らない人からしたら同じように考えられる方々も少なくないのではないでしょうか。
サーキュレーターを買わなくても扇風機で代用できるんじゃないの……?
サーキュレーターと扇風機の役割は異なるよ!!
上記の記事にてご説明しましたが、この記事でも少しだけ解説していきます。
サーキュレーター
サーキュレーターはより遠距離に強く直線的な風を送ることで部屋の空気を循環させ、エアコンなどの効果を補助するのが目的として使われます。
扇風機
一般的な扇風機はサーキュレーターと比べると羽の形状が大きく、羽の数が多くあったりと近距離に広範囲に広がる風を送ることによって、人が涼を取るための目的として使われます。
サーキュレーターの効果的な使い方
サーキュレーターで空気を循環させることによって、部屋内の温度差を少なくなりより快適に過ごすことができます。ですが、正しい使いた方をしなけば効果が得られず電気代だけが高くなってしまいます。
冷房
冷たい空気は下におりる性質があります。冷房を上手に使うのには、下にたまった冷気を上手に循環させるというのがポイントになります。
エアコンを背にしてサーキュレーターを設置すれば床にたまった冷気を循環させることができ、部屋全体が涼しくなります。
空気を循環させ、部屋の温度差を少なくできればエアコンが余計な冷風が出ることなく、部屋の冷えすぎを防ぐことができます。
帰宅したばかりのこもった空気をすぐさま換気したい場合は、部屋の中から外に向けて使うことで部屋の熱気を外に追い出す使い方にも有効です。
サーキュレーターは後ろから取り込んだ空気を前方に出すため、窓際に向けて置くことで室内のこもった空気を外に出すことができます。
暖房
暖房を使用する時にサーキュレーターを合わせて使うと、寒くなると思ってしまう方も多くいると思います。この考えのように、寒くなってしまうというケースは直接人にサーキュレーターを向けてしまう時に起こる現象です。
直接人にサーキュレーターをあてるのではなく、滞留してしまっている暖かい空気にあてます。それにより、部屋の空気が循環され暖房効率も上がります。
暖房の温度設定を高く上げていても足元は冷たいままというような体験をした事はありませんか?
暖かい空気は天井付近の上部にたまります。サーキュレーターを使って暖気を下におろし、効率よく空気を循環させることが出来れば、部屋の足元の冷たさを半減することができます。
部屋の隅からエアコンに向けて対角線上の位置にサーキュレーターを設置すれば、天井付近の上部分に溜まりがちな暖気を動かし部屋の空気を効率よく循環させます。
わが家のサーキュレーター
わが家はアイリスオーヤマの【KCF-SDC151T】というサーキュレーターです。
2019年の4月発売され、人気はそれなりにあったようです。
売り出し値段15,998円から始まり、去年の夏頃には価格が跳ね上がりました。
幸いにもわが家が購入したのは夏が始まる前の6月だったので、売り出し値段より2千円安い13,800円で購入することが出来ました。
家電製品の値段交渉についての記事も書いているので、良かったらこちらもどうぞ【家電購入時に実践した値引き術6選!】
製品情報
適用畳数 | 24畳 |
消費電力 | 25W |
風量調節 | 10段階 |
角度調節 | 上下左右首振り(自動 |
リモコン | あり |
タイマー設定 | 「入」「切」タイマー設定(2・4・8時間) |
衣類乾燥モード | あり |
レビュー
使ってみて感じたことは以下の5点あります。(使用歴3年2022/06月現在)
- モードが多い
- 風量調節の幅が広い
- コンパクト
- DCモニターの良さ
- 入タイマー付き
○モードが多い
連続/リズム/衣類乾燥/3つのモードがあり、様々なシーンに使えます。
衣類乾燥モード|首振りの正面では自動で送風を弱く、左右では強くするので端にいくほど風量が大きくなり、たくさんの洗濯物を端から端までまんべんなく乾かします。
空気を循環させるサーキュレーターとしての役割だけではなく、衣類乾燥にも使えるので年中活躍してくれます!
○温風調節の幅が広い
10段階の風量調節/左右首振り(60°・90°・120°)/上下首振りと様々な角度風量に調節することが可能。
10段階の風量調節は心地良い弱い風ため、空気の循環・撹拌するほどの強風までこまやかな風量調節が可能なのでとても便利です!
○コンパクト
従来の18畳対応タイプと比べると、小さいのに適用乗数は大きくなりました。
殆どは適用乗数が大きくなるにつれて本体は大きくなってきますが、適用畳数が24畳と広めなのに本体が小さめなので置き場所に困りません!
○DCモーターの良さ
聞き慣れない言葉の「DCモーター」。
そのDCモーターが搭載されたことにより従来品※と同じコンパクトサイズにもかかわらず、適用畳数がパワーアップし、風が遠くまで届くようになったのだそう。24~30畳程の広さのお部屋でも1台で対応できます。※PCF-KSC151T
サーキュレーターに搭載されている主なモーターはACモーターとDCモーターの二種類になります。
搭載するモーターの種類は、ACモーターよりDCモーターのほうが高性能となっています!低回転でも安定して動作するので低い電力で稼働することができ、エコです。
kcf-sdc151tの消費電力は25Wになります。
24時間※(31日間)フル稼働させると、月の電気代は527円になります。年間(365日間)で計算すると6,205円となります。※1kwk→26.0円の計算
電気代の計算方法の詳細はこちらの記事をどうぞ。
入タイマー付き
切タイマーだけではなく入タイマーも入っており、より使いやすくなりました。
|8→4→2時間|という順番で、設定時間後に運転を開始します。
起きる時間頃に合わせてタイマーを設定していれば、起きた時の暑さを感じず快適に目覚めることができます!
まとめ
サーキュレーターと扇風機よく似ている家電製品ということで、サーキュレーター=夏のイメージを持たれていた方も多いと思います。
今回の記事では夏場だけでなく暖房使用時の冬場、空気の入れ替えを行う春秋の季節、部屋干しの多くなる梅雨と、年中活躍できるサーキュレーターの良さが分かる内容を書けたと思います。
サーキュレーターの購入を検討されているようでしたら、是非購入して良さを実感してみてほしいです。
この記事で主に伝えたかった事
- サーキュレーターと扇風機は使い方が大きく異なる
- サーキュレーターは、部屋の空気を循環させエアコンなどの効果を補助するのが目的として使われる
- 扇風機は人が涼を取るための目的
- 冷房との併用使いの際は、エアコンを背にして設置する
- 帰宅したばかりのこもった空気をすぐさま換気したい場合は、部屋の中から外に向けて使う
- 暖房との併用使いの際は、部屋の隅からエアコンに向けて対角線上の位置に設置する
- サーキュレーター選びには「DCモーター」がおすすめ!(→エコ)
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