前回の記事では、セキスイハイムにて太陽光発電システムを導入し、オール電化にすると年間の光熱費が賃貸時代よりも6万程安くなるというシュミレーションを頂きました。
よく、「オール電化住宅にすると電気代が安くなる」という話を聞くけど本当にそうなのか、そうなのであれば一体なぜなのかを、私なりに、この記事にてご説明しようと思います。
- オール電化について
- オール電化にすると光熱費が下がるのかについて
- 電気代を少しでも下げる方法について
この記事をお読みになる前に
結果としてこの記事では、電気代が安くなったと記述していますが、電気代が安くなった要因として太陽光パネルを設置したことが、1番の理由となります。
なお、太陽発電システムには初期費用がかかるなどのデメリットもあります。
オール電化と併用することで安くなったということ理解した上でご覧ください!
賃貸時代の年間光熱費
賃貸に住んでいた頃は、電気代/ガス代この2つを別々で支払っていました。
最近建てられた賃貸の多くは、オール電化が導入され、ガス代の支払いをしなくても良いアパートはありますがやはりまだ戸建て住宅程の普及はしていないようです。
そんなわが家が前に住んでいたアパートもガス併用の賃貸でした。
使用料に応じて金額に差がありましたが、大体の月は1万円を超えている事が当たり前でした。
わが家は半二世帯ということもあり、他の家よりも高いのかな〜と納得はしていましたが、どうにかならないかと日々思っていました。
という訳もあって、
家を建てるなら日頃の光熱費は抑えたい!!
という思いは持っていました。
話が逸れましたが、わが家の賃貸時代の年間の光熱費はおおよそ284,000円ほど。
内訳
年間電気代:140,000円
年間ガス代:144,000円
比較できる家庭が実家しかないので、何とも言えませんが、高めの方なのかな……と思います。
オール電化となったわが家の年間光熱費
2020年3月末から住み始めて一年以上が経過しました。
2020年4月から2021年4月までの一年間の電気代こちらです↓
電気代 | |
---|---|
2020/4月 | 6,284円 |
5月 | 6,061円 |
6月 | 6,260円 |
7月 | 8,448円 |
8月 | 8,544円 |
9月 | 8,525円 |
10月 | 6,741円 |
11月 | 7,017円 |
12月 | 9,514円 |
2021/1月 | 15,997円 |
2月 | 9,265円 |
3月 | 8,468円 |
一番光熱費が高くなったのは1月でした。
他の月との差がかなり出ていますね・・・!
オール電化にすると光熱費が下がるって本当?
セキスイハイムと契約するのにあたって、最も重要視していた年間の光熱費が下がるか。という疑問ですが、賃貸時代の年間光熱費とセキスイハイム(現在の住まい)での年間光熱費を比べてみましょう。
- 賃貸時代の年間光熱費
-
284,000円
- セキスイハイム(オール電化)の年間光熱費
-
101,124円
わが家ではオール電化にすると年間で182,876円安くなったという事が分かりました。
補足
ただし、太陽光発電と併用しないとさらに電気代が高くなることもあります。また、地域やライフスタイルによっても異なる場合があります。
わが家では安くなったという結果としてこの記事を書いています。
電気代が安くなる要因とは?
オール電化にすると、家庭で使うエネルギーの全てを電気で賄うことになります。
家のエネルギーを電気のみにする=ガス代などの支出が0になる
電力会社によって異なりますが、基本的にオール電化向けの電気料金プランは夜間の電気代が安く設定されています。
例えは「エコキュート」は、夜間の安い電気代で沸かしたお湯を溜めておき、昼間などに使う。このような電気代が安くなる夜間の時間帯を活用する機器を使うなどをすると、電気代が抑えられます。
家庭の光熱費を電気のみにして、更に電気料金が安くなる夜間の時間帯を効率的に使うことで光熱費全体を下げるのがオール電化で節約するための仕組みになります。
わが家の場合
わが家の契約プランは九州電力の「電化でナイト・セレクト21」というプランです。
九州電力のオール電化住宅向けのプランで、電気代が安くなる時間帯は以下の3つあり、わが家は①になります。
「電化でナイト・セレクト」について詳しくはこちらをどうぞ
ただ、わが家の場合は専業主婦の私と旦那の母が昼間に毎日いる事が日常なため、共働きの家庭よりも電気代は高くなっています。
その分、炊飯器のサイズを大きくし、炊飯を二日に一度にする、大人のお風呂時間は21時以降にするなど無理のない範囲内で工夫をしています。
【注意!】電気代が高くなるケース(オール電化)
オール電化に変えてから電気代が高くついた・・・!
というご家庭をたまに見かけます。(SNS等の呟き)
オール電化にしたのに電気代が割高になる原因として昼間に電気を使いすぎているという理由が挙げられます。
オール電化住宅向けの電気料金プランは、夜間の電気代が通常より安く設定されているかわりに昼間の電気代がかなり割高となっています。
なので、昼間に電気を使いすぎているといつの間にか電気代が高くなっているのです!!
そして、意外と油断しやすいのがお湯です。
通常エコキュートは夜間にお湯を沸かして、貯めておくという使い方をするのですが、日中にお湯を使いすぎるとストックしたお湯がなくなるまたは残りのタンク容量が少なくなり、自動でお湯をタンクに沸かしている場合もあり、割高な昼間にお湯を沸かしてしまっていたなんてことも。
自動で日中にお湯を沸かしてしまっている場合は説明書などを見れば停止できる設定があります。
これらいずも、昼間に電気を使いすぎてしまっているという理由が共通しています。
月々の電気代が高いと感じている方
2016年4月からでんきを選んで切り替えれるようになりました。選ぶなら、今よりもお得なプランにしたいそう感じますよね?
近年では、さまざまなメリットを持つプランが発表されています。
- たくさん使うご家庭にあったプラン
- 共通ポイントがたまるプラン
などの得点が電気会社によってあります。
ご家庭にあった電力会社をこの機会に、比較してみてはいかがでしょうか?
まとめ
オール電化住宅にしたことで年間光熱費が18万円以上安くなっていました。
電気代の安い夜間に電気代のかかりそうな事をやったりと工夫をした末の結果だと思います。
オール電化にしたから安心!
と油断をしていると、ガス併用時より電気代が高くなってしまうなんてケースはよく聞きます。
この記事で主に伝えたかったこと
- 賃貸時代の月々の電気は大体1万円を越すのは当たり前だった
- オール電化に変えた事で年間182,876円安くなった(水道代含まず)
- 電気代が安くなった要因は電気料金が安くなる夜間の時間帯を効率的に使ったこと
- 基本的にオール電化向けの電気料金プランは夜間の電気代が安く設定されている
- オール電化に変えて電気代が高くなってしまうケースもある
- 原因:昼間に電気を使い過ぎている
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