「ジフ」をご存知の方は多いと思いますが、使い道をよく分かってらっしゃらない方は少なくないと思います。
どんなときに使ったらいいのかよく分からない
安いからと買っちゃうけど、具体的にどう使うのが効果的なのか・・?
なので今回はジフがどんな洗剤で、どのようなお掃除に使えるのかを私なりにご説明しようと思います。
- クリームクレンザー「ジフ」について
- クリームクレンザー「ジフ」の使い方
クレンザーとは?
クレンザーを簡単に説明しますと、研磨材の入った洗剤のことです。
汚れを浮き上がらせる界面活性剤とその浮いた汚れを削り落とす研磨材という2つの成分を合わせて作られたお掃除用クリーナーとなります。
また、クレンザーの性質は弱アルカリ性と、キッチンなどの油汚れの酸性を中和分解し、汚れを落す作用があります。
種類
クレンザーは大きく、
- 粉末タイプ
- 液体・クリームタイプ
2つのタイプに分けられます。
粉末タイプ
粉末タイプのクレンザーは研磨材の割合が80~90%と高く、研磨材そのものだと言えます。
研磨効果が高く、頑固な汚れを落としたいというような時に使います。
しっかり磨きたいという場合に適したクレンザー
粉末タイプのクレンザーを使うと傷が付いてしまうこともあるので注意して使用をして下さいね!
液体・クリームタイプ
液体・クリーム状タイプのクレンザーは、研磨材の割合が20~50%で、粒子が細かく磨き上げが優しいところが人気の秘訣。
その他にも、レモンやミントなどの香り成分が配合されていることで消臭効果があり、好む人が多いようです。
クリームタイプは、界面活性剤と研磨材の混ぜ合わせるつなぎの役割として粘り気を持っています。
液体タイプは優しく磨き上げていく効果があり、練りタイプのものも販売されている
練りタイプ
クレンザー ジフの特徴
ジフには以下の4つの特徴があります。
- クリーム状のタイプあり
- 優しい研磨力
- 低い研磨率
- 安価
優しく磨けるクリーム状
先程説明したようにクレンザーには、粉末タイプとクリームタイプの2種類があります。
粉末状タイプの研磨力が強いのに比べ、クリーム状タイプは粒子が細かくやさしく磨けるという特徴があります。ジフはクリーム状なので、キズになりやすいシンクなどを心配せずにお掃除できます。
優しい研磨力
研磨材には硬い粉や粒などが使われることが多く、磨いたものを傷つけてしまう可能性があります。
ですが、ジフに使われている研磨材は天然成分のカルサイト。ガラスやステンレスよりやわらかい特性があるので、お掃除で使用しても傷が付きにくくなっています。
研磨率
クリームクレンザーには、研磨材という成分表示があります。研磨材の率が低いほど粒子が細かくやさしく磨けますが、低すぎても汚れは落ちません。
ジフの研磨率は20%です。これは水回りの使用にベストな数値と言えます。よって、キズが付きやすい浴槽やシンクを傷つけずに汚れを落とせます。
安価
ジフは、100円前後で購入することができます。お財布に優しく、さまざまな個所に使える万能な洗剤と言えるでしょ
落とせる汚れ
ジフは傷をつけずに、頑固な汚れをしっかり落とすという特性からお家のあらゆる場所で使用できます。研磨剤と界面活性剤でこびりついた汚れだけではなく、油汚れなども浮かして落とします。
以下の3つの使い方が出来ます。
- 焦げ落とし
- 水垢落とし
- 茶渋落とし
焦げ落とし
毎日料理で使い続けるといつの間にか焦げつくフライパンの裏と、IHのトッププレート。
綺麗にしたいけど長時間放置してしまって、簡単に落とす事が出来ない・・
そんな手付かずなフライパン・IHの天板も、ジフなら簡単に落とすことができます!
ジフをフライパン裏に直接つける
ラップで優しく擦っていけば取れてきます。
before
after
数分もかからず、綺麗なフライパンに戻すことが出来ます。
これなら全体を磨いても短期間で綺麗に出来ますよ✨
頑固な焦げは多少力が必要ですが、強すぎても傷つけてしまう可能性があるので力加減には注意が必要です。
焦げが薄いうちにお手入れをすれば、綺麗な状態を保てます。1ヶ月に1回の目安がおすすめです。
注目!
半年放置してしまったフライパン裏を擦らずに落とす方法をこちらの記事にて紹介しています!気になる方は良ければ参考にして見てください。
IHの焦げについての記事も書いています。合わせてどうぞ▶︎▶︎▶︎【メーカー推奨】IH天板の焦げは2つのアイテムで取れる!
水垢落とし
水回りのあらゆる箇所についた水垢の汚れ。意外と落とせないし、強く擦ると傷つくので厄介だと感じている方も多くいると思います。
ですが、ジフを使えばそんな厄介な水垢も簡単に綺麗に落とせます!
上記のビフォーアフターになります。ジフでも十分に綺麗に落とせますが、ジフよりも簡単に綺麗にできる方法を下の記事にて紹介しています。
茶渋落とし
コーヒーやお茶をよく飲まれるご家庭では使うたびに黒くなっていく、マグコップに悩まれていませんか?
台所用洗剤やハイターなどを試してみてもなかなか落ちないと思います。そんなときはジフを使ってみましょう。
ジフ以外の茶渋落としのやり方を紹介しているので、気になる方は下の記事を合わせてどうぞ。
種類
ジフは全部で3種類あり、目的に合わせて使い分ければ汚れがなおも綺麗にとる事ができます。
①ジフ
キッチンの頑固な汚れや油汚れなどにピッタリなアイテム!IH調理器にも使用できます。
②ジフ レモン
通常のジフに天然レモンエキスが入ったタイプです。さわやかなレモンの香りが特徴となっています。
キッチンだけでなく、浴室にも使用可能です。
③ジフ バスクリーナー
湯アカやくろずみを綺麗に落とす浴室用のジフ。洗面器や椅子などについた気になる汚れも、綺麗に落とせます。
スーパーや薬局などの洗剤コーナーに置かれてます。近くのお店に取り扱いがない場合は、インターネットでも購入可能ですが店舗の方がより安く購入できるのでおすすめです!
ジフの使い方の注意点
ジフはやわらかい研磨材を使用しているとはいえ、削る力はそれなりにあります。
使用する際は、2つの点に気をつけて下さい。
- 食事用スポンジと使い分ける
- 同じ箇所を擦らない
食器用のスポンジと使い分ける
ジフを使うのにスポンジに直接つける人が多いですが、食器用のスポンジとは使い分けましょう。
一緒に使ってしまうと、スポンジの細かいすき間に研磨材が入り、食器を傷つけてしまいます。もし同じスポンジを使いたいようでしたらスポンジをラップで包むのがおすすめのやり方です。
やっぱりラップでの掃除が一番簡単なのおすすめです!
同じ箇所を擦らない
一箇所を集中的にゴシゴシ磨いてしまうと傷がついてしまう恐れがあり、仕上がりにもムラが出てしまいます。
お掃除をする際は、円を描くようにしましょう!
まとめ
今までスポンジでゴシゴシしていた場所や、なかなか汚れが落ちずに放置していた場所にジフを使えば、汚れを簡単に落とす事が出来ます。
基本的にお家中での使用はできますが、プラスチックや光沢のある素材に使ってしまうと、傷が残ることもあるため、使い始めは目立たないところで確認してから使いましょう。
お掃除を楽にしてくれるジフを、この機会に購入の検討をしてみてはいかがでしょうか。
この記事で主に伝えたかったこと
- クリームクレンザーとは研磨剤の入った洗剤のこと
- 「弱アルカリ性」の性質を持つクレンザーは、「酸性」となる油汚れを分解する
- クレンザーの種類は主に液体と粉末の2種類に分けられる
- 粉末タイプのクレンザーは頑固な汚れに適しているが、その分素材を傷つける可能性も高い
- 液体タイプのクレンザー(ジフ)は粒子が細かいため、磨き上げが優しい
- ジフで落とせる汚れとして、焦げ・水垢・茶渋の3つがある
- ジフを使用する際の注意点は、食器のスポンジと使い分けることと同じ箇所を擦らないの2点ある
コメント
コメント一覧 (4件)
[…] 以前記事でもご紹介しましたが、日頃のお手入れとして私が実践しているのは、「クレンザージフ」で落とすという方法ですが、このやり方は日常的にやる場合にのみ有効となります。▶︎▶︎▶︎クリームクレンザー「ジフ」の使い方3選! […]
[…] スーパーなどで100円ほどで購入できるため、手軽にお掃除ができるジフは万能な洗剤として、近年多くの方に使われてきました。ジフのその他の使い方は別記事にて紹介しているので良ければどうぞ▶︎▶︎▶︎クリームクレンザー「ジフ」の使い方3選! […]
[…] クレンザーにふくまれる小さな粒はガラスよりも柔らかいため傷つきにくなっている クリームクレンザー「ジフ」のその他の使い方はこちらの記事にてまとめているので良ければ合わせてどうぞ▶︎▶︎▶︎「ジフ」の使い方3選 […]
[…] 以前記事でもご紹介しましたが、日頃のお手入れとして私が実践しているのは、「クレンザージフ」で落とすという方法ですが、このやり方は日常的にやる場合にのみ有効となります。▶︎▶︎▶︎クリームクレンザー「ジフ」の使い方3選! […]