年々上昇する気温・・・。6月に入った現在、わが家では既にサーキュレーターを使用しています。
狭まかった旧宅では扇風機を使用していましたが、LDKが22畳となったのでサーキュレーターの購入を検討していました。(わが家の間取りはこちらを)
そんな時にふと疑問に思ったのはそれぞれの違いについてでした。
名前は全く似てはいないけど同じ羽が付いてるよね・・・・
旦那に聞いてみても、存てはいないようでした。
使ったことはないからよくは分からないな・・・。
なので、それぞれの違いをまとめてみました。扇風機との違いがよく分からず、購入に踏み切れないそんな方のために是非読んで読んでみてほしい内容です。
- サーキュレーター」と「扇風機」の違いについて
使用目的の違い
それぞれは以下のような使用目的の違いがあります。
サーキュレーター | 空気を循環させる |
扇風機 | 涼をとる |
特徴
それぞれの特徴は以下のようになります。
サーキュレーター
サーキュレーターは、基本的な構造自体は扇風機とほとんど変わりません。
ファンを回転させて風を起こしますが、扇風機よりも小さめなファンを使用している商品が多く、「直線的」に風を送る性能に優れています。
そして一般的な扇風機だと上下、左右や斜め上にしか風を送ることができませんが、サーキュレーターはそれに加え真上にも風を送れるという特徴があります。
ただ、サーキュレーターは涼をとるためのアイテムではないため、扇風機と比べて機能がシンプルな製品が多いです。また、音が大きいタイプのものが多いようです。
サーキュレーター使用歴は約2年ですが、扇風機と比べると若干音が気になる時はあると思います・・。ただ、よほど音に敏感な方ではない限り、違いに気づく事は少ないです・・!
扇風機
広い範囲に風を送れるよう、大型のファンが備わっていることがほとんどです。
ですが、風が届く距離は近くで遠い場所には届きません。
サーキュレーターよりも大きなファンを使用していますが、最近では羽根なしの扇風機も発売され始めました。
小さなお子さんのいるご家庭で重宝しそうですね!
また、最近の扇風機にはタイマーや首振りといった機能だけではなく、空気の除菌や消臭の効果が期待できる優れた機能があることも特徴です。
そして、一般的なサーキュレーターよりも静音性に優れているというメリットもあります。
使い方
サーキュレーター
おすすめの使い方は、エアコンとの併用です。エアコンと合わせて使用すると様々な効果が得られます。
エアコンを使ってても節約はしたい・・!
と思っている方には併用使いが適しています。
サーキュレーターは直線的な強い風を起こして空気を循環させ、部屋の温度を均一にしてくれます。
知っている方も多いとは思いますが、冷たい空気は下に溜まり、暖かい空気は上に停滞してしまいます。これらを、サーキュレーターを付けることによって部屋の温度差を減らすことができます。
冷房使用時では今までよりも高い温度で使用できるようになり、暖房使用時であれば低い温度で利用が可能になります。
エアコンとサーキュレーターを上手に併用できれば、電気代の節約にもつながります!
サーキュレーターの上手な使い方は下の記事にて書いています。是非、参考にしてみて下さい。
扇風機
扇風機のおすすめの使い方は就寝時です。
就寝時はそこまで部屋を涼しくする必要はなく、夜も快適に眠りたいという時に扇風機が向いてます。サーキュレーターよりも静音性能が高めな扇風機であれば、睡眠時に音で邪魔されることはありません。
扇風機の風だけで十分に涼め、快適に眠れるという方におすすめの使い方です。
電気代
家電製品を使用する上で気になるのは、電気代の事だと思います。
サーキュレーターと扇風機には色々な違いについてご説明しましたが、電気代も異なってきます。ですが、異なるというのは扇風機とサーキュレーターだからではなく、電力を消費する全てものが電気代は異なります。
要するに、使用する製品によって電気代が異なるため計算する商品をそれぞれ別々で用意します。
計算式
消費電力 × 電気代の単価 = 電気代
サーキュレーター
メーカー:アイリスオーヤマ 品番:kcf-sdc151t 【消費電力:25W】
わが家のサーキュレーターの電気代を計算すると、1時間で0.7円になります。(1kwh26.0円で計算)
24時間付けっぱなしだと、17円とそんなに高く思えなくても一年間の電気代は6千円となるので、使わない間は切っておく方が無難です!
扇風
メーカー:ダイソン 品番:Purifier Cool TP07WS 【消費電力:40W】
ダイソンのお高めの高機能扇風機の電気代を計算すると、1時間で1円になります。様々な機能が付いているというこもとあるのか、サーキュレーターよりも電気代が高くなります。
電気代の計算方法について詳しく知りたいという方は他の記事にて詳細なやり方を載せているので、気になる方はご覧になってみて下さい
メリット
サーキュレーターと扇風機それぞれのメリットを挙げていこうと思います。
サーキュレーター
- 上下左右、斜め上や真上にも風がおくれる
- 一年中使うことができる
- エアコンと併用すると節約になる
- 洗濯物の乾燥にも使える
- 部屋に馴染むデザインも豊富
✔︎上下左右、斜め上や真上にも風がおくれる
最近の扇風機は上下左右の首振り可能な種類も増えてきていますが、斜め上や真上には風をおくれません。その点、様々な向きに変えられるサーキュレーターは扇風機よりも使い方の用途が増えます。
✔︎一年中使うことができる
冷房時にも暖房時にも使え、併用することができるサーキュレーターは一年中使うことができます。
エアコンと併用する場合には、扇風機の風の強さでは温度ムラのある空気をしっかりと攪拌することはなかなか難しいです。部屋の空気を循環させるためには、サーキュレーター特有の直線的な強い風の方が向いています。
✔︎エアコンと併用すると節約になる
サーキュレーターは部屋の空気を循環することができます。冷暖房の空気を部屋中広げ、温度差を無くすことで節約に繋がります。
✔︎洗濯物の乾燥にも使える
洗濯物を部屋干しにする場合天井からレールを下げていることも多く、上向き最大角度が30度程度の扇風機では高い位置の洗濯物に風を届けることは難しくなります。
サーキュレーターであれば上向きの角度が90度まで可能なうえ、スポットのように風を送ることができ、洗濯物がより早く乾かせます。
✔︎部屋に馴染むデザインも豊富
白基調な扇風機とは異なり、ブルー・ピンク・黒などのお色を展開しているサーキュレーター。お好みのお色やデザインを選ぶことができます。
扇風機
- 長時間風にあたっても疲れにくい
- 自動で温室を感知する自動風量調整や空気洗浄機能付きなものもある
✔︎長時間風にあたっても疲れにくい
柔らかい風を生み出す扇風機は体温低下を緩和し、長時間風にあたっても疲れにくい工夫がされています。
✔︎自動で温室を感知する自動風量調整や空気洗浄機能付きなものもある
室温を感知し風量調整を自動で行う「温度センサー」が搭載されているモデルや、空気清浄機能付きのモデルなどに高機能な扇風機が近年では多く発売されています。
シンプルな機能から性能の優れた高機能まで幅広く、ライフスタイルにあった扇風機を選ぶことができます。
まとめ
サーキュレーターと扇風機の違いについてまとめてみました。
それぞれ別々の使用目的があるということを覚えておくと、どちらかの購入を迷われた際に役立つと思います。
この記事で主に伝えたかった事
- 【サーキュレーター】→空気を循環させる
- 【扇風機】→人を涼める
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